子連れ狼(1973)【動画】

子連れ狼 1970年代のドラマ
子連れ狼

ちゃ~ん!!

『子連れ狼』のあらすじ

公儀介錯人 拝一刀(萬屋錦之介)は、柳生一族の陰謀によって家はお取りつぶしとなり、妻まで惨殺されてしまいます。

水鴎流を極め豪刀斬馬刀を操る拝一刀は、士道を捨て冥府魔道を往くことを決意。三歳の息子 大五郎(西川和孝)に手鞠を取るか刀を取るかを選ばせます。手鞠をとれば母のもとへ、刀をとれば父子ともに冥府魔道を往くことになります。

大五郎は刀を選びます。一刀は乳母車に大五郎を乗せ、一殺五百両で殺しを請け負う刺客を稼業として諸国をさすらいながら、宿敵の裏柳生総帥 柳生烈堂を追い、烈堂もまた一刀を狙って父子に刺客を差し向けます。

『子連れ狼』の概要

子連れ狼』(Lone Wolf & Cub, Fugitive Samurai)は、昭和48年(1973年)4月1日から9月30日まで日曜日の夜9時半から1時間枠で放送された時代劇(全27話)。

萬屋錦之介主演で、第一部・第二部で大五郎を演じた西川和孝は健気な表情や、父を呼ぶ「ちゃ~ん」の切ない声が好評を集め、大ヒット作となりました。

第一部 1973年4月1日~9月30日(全27話)
第二部 1974年4月7日~9月29日(全26話)
第三部 1976年4月4日~9月26日(全26話)大五郎:佐藤たくみ

時代劇スペシャル 子連れ狼 1984年(萬屋錦之介・岡田二三)
子連れ狼 (高橋英樹版) 1989年
子連れ狼 (北大路欣也版) 2002年10月14日~2004年9月13日(全38話)

映画 子連れ狼 (若山富三郎版 5作品) 1972-1974
映画 子連れ狼 その小さき手に(田村正和版)1993。

覚書

隠されると見たくなる第二話『乞胸お雪』

“乞胸”(ごうむね・ごうみね)は、主に江戸時代初期に戦乱が無くなって失職した武士が大道芸で金銭を得ていたもので、穢多頭の配下に置かれて非人と同等の身分とされていました。

まぁ、そういう事情で再放送もされずDVD化するにあたっても制作元が「欠番だ」とか「そんなものは無い」と言い張って、この第二話が日本からは消えたのでしょうけど、その”芸”はと言えば、万歳(漫才の原型)、物真似(歌舞伎役者の物まね)、講釈など日本の伝統芸能、お家芸といえるものなんですね。

なんか隠すことで差別を助長するというか認識させるというか、日本はおかしなことをします。漫才や講釈は卑しい職業なんだとか、発祥は私でも知っていますが今時そう思ってる人いるんでしょうか?

『乞胸お雪』のイタリア語版を見つけたので掲載がてら日本語自動翻訳で見てみましたが、入れ墨のおっぱいが気になってあまり頭に入らず、結局”乞胸”のタイトル以外何がダメなのかさっぱり・・。

子連れ狼遊び

小学校の頃、友人と”子連れ狼遊び”をしていました。特に何をやったかというのは憶えていないのですが、私は体が大きい方だったので”ちゃん”、友人は体が小さく”大五郎”とか”小五郎”などと呼び合っていました。

それがそれぞれのあだ名になり、中学になっても私は”ちゃん”と呼ばれ、半世紀が経った現在でも小中学の同級生からはそう呼ばれ続けています。

不世出の俳優 萬屋錦之介

歌舞伎役者としての型は立ち姿、歩く姿も凛として美しく、科白も殺陣も抜群でした。

『破れ傘刀舟 悪人狩り』

「やかましいや、この野郎!」「てめえら人間じゃねぇや 叩き斬ってやる!」というのは、『破れ傘刀舟 悪人狩り』(1974)でしたが、刀舟の怒りは画面越しにビンビンと伝わってくるもので、すごい役者だなぁと思ったものでした。

『子連れ狼』 ディスコグラフィ

『子連れ狼』の映像

『子連れ狼』 1973 OP

『子連れ狼』 第一部 1973 第1話 Full Movie

『子連れ狼』 第一部 1973 第2話『乞胸お雪』(Itaria語版) Full Movie

『子連れ狼』 第一部 1973 第3話 Full Movie

『子連れ狼』 第一部 第4~27最終話 Full Movie

『子連れ狼』 第二部 1974 全話(1~26) Full Movie

『子連れ狼』 第三部 1976 全話(Itaria語版) Full Movie

『子連れ狼』 1973 Clips

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