行かなきゃならぬ俺なのさ
『非情のライセンス』のあらすじ
広島の原爆で両親を亡くし、自らも被爆者だった会田健(天知茂)は、捜査四課の警部補としてクールな言動の反面、上層部の命令も聞かずに暴走の上、過剰防衛で免職になりかけますが、特捜部部長の矢部警視により特捜部に迎え入れられます。
『非情のライセンス』の概要
第1シリーズ 昭和48年(1973年)4月5日~昭和49年(1974年)3月28日 毎週木曜日 午後10時~(全52話)
第2シリーズ 昭和49年(1974年)10月3日~昭和52年(1977年)3月31日 毎週木曜日 午後10時~(全124話)
第3シリーズ 昭和55年(1980年)5月1日~12月4日 毎週木曜日午後10時~(全26話)
覚書
デマに踊らされた思い出2つ
ちょうどこの1973年の年末でした。オイルショックで「石油がなくなるとトイレットペーパーが生産できない」というわけのわからないデマが日本中に蔓延して、私も何度か並びに行かされました。ばかな話です。
2011年3月11日の東北の震災の時、私は東京に住んでいましたが「米が無くなる」という噂が広がり、たまたま行ったスーパーで入荷したばかりの米に人が群がっているのを見て、特に必要もないのに買ってしまったことがありました。・・・全くばかな話です。
昭和ブルース
高度経済成長を襲った第4次中東戦争に端を発するオイルショックと、田中角栄の列島改造論による急激なインフレで生活に暗い影がさし始めた頃、この暗い歌は発表されました。
♪うまれた時が 悪いのかそれとも俺が 悪いのか
何もしないで 生きてゆくなら
それはたやすいことだけど
ザ・ブルーベル・シンガーズの名曲ですが、私としては天知茂の歌ったもののほうが馴染みがあります。
♪見えない鎖が重いけど
行かなきゃならぬ俺なのさ
誰も探しに行かないものを
俺は求めて一人行く
コメント