鉄腕アトム(1963年)【動画】

1960年代のアニメ

日本のアニメはここから始まった。世界中で愛される作品。

鉄腕アトムは、手塚治虫によるSF漫画作品。1952年から1968年まで『少年』(光文社)で連載され、その後もさまざまなメディアで展開されました。日本の漫画史に残る名作であり、世界中で愛されている作品です。

主人公は、天馬博士が交通事故で亡くなった息子・飛雄をモデルに造り上げた、10万馬力のパワーと七つの力を持つ少年型ロボット・アトム。アトムは、天馬博士の助手であるお茶の水博士や、妹のウラン、幼なじみのアトラスなどの仲間たちと共に、さまざまな事件に立ち向かい、正義と平和のために戦います。

鉄腕アトムの魅力

斬新な設定とキャラクター

鉄腕アトムは、少年型ロボットという斬新な設定と、アトムをはじめとする魅力的なキャラクターが特徴です。アトムの優しさや正義感は、多くの人々に感動を与えました。

SFと時代劇の融合

鉄腕アトムは、SFと時代劇を融合させた作品です。アトムの活躍は、現代社会を舞台にしたSF作品でありながら、日本の伝統的な価値観も取り入れられています。

普遍的なテーマ

鉄腕アトムは、正義と平和、人間の生き方など、普遍的なテーマを描いた作品です。世代を超えて多くの人々に愛され続けています。

鉄腕アトムは、日本のアニメ・漫画文化に大きな影響を与えた作品です。その影響は、日本のみならず、世界中のアニメ・漫画作品に受け継がれています。

鉄腕アトムは1963年から1968年まで、フジテレビ系列で放送されました。また、1980年から1982年まで、テレビ朝日系列で、リメイク版が放送されています。また、鉄腕アトムは、テレビアニメだけでなく、劇場版やOVA、漫画など、さまざまなメディアで展開されています。

覚書

鉄腕アトムは、アニメで見ると勧善懲悪なアクションアニメの印象が強いのですが、原作の漫画ではさまざまに悲しい場面、理不尽に思える場面が数々ありました。

手塚治虫の漫画はすべてそうなのですが、生と死が根源のテーマとしてつきまとっていて、それはライフワーク『火の鳥』に集約されていきます。

アレが残ってたら・・・

鉄腕アトムが世界的に見てもすぐれた作品であることは間違いないのですが、当の手塚治は名声やキャラクターのブランド価値などはまったく気にしていなかったようで、

ある日、クラブで酔っ払っていたときにホステスに頼まれて、アトムとウランが○○○している絵を書いて渡したそうで、それを聞いた編集者が真っ青になって取り返しに行ったというような逸話もあります。

いや~、それが残ってたらおそらく一生遊んで暮らしても使い切れないほどの・・・。

鉄腕アトム 第一話 「アトム誕生」(1963年)

鉄腕アトム実写版(1959)

円谷英二、松崎プロダクションで制作され、全65話がフジテレビ系列で放送されました。

手塚治虫は「原作のイメージと余りにもかけ離れている」として、アニメの制作を加速させていくことになります。

鉄腕アトム(1980年)

手塚治虫は1963年の第一作に不満を持っており、再度自らが脚本、絵コンテ、演出、原画を担当して全52話を作り上げています。「1980版」や「カラー版」として知られ、DVDやBlu-rayでも販売されています。

Astro Boy 鉄腕アトム(2003年)

ソニーピクチャーズが初めて手がけた日本アニメ。2004年の東京国際アニメフェアでテレビ部門の優秀作品賞を受賞しています。

鉄腕アトム・AstroBoy ディスコグラフィ

鉄腕アトム(1963)
鉄腕アトム(1980)
Astroboy・鉄腕アトム(2003)
鉄腕アトムコミック

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