地獄車だ! 空気投げだ! うぉりゃ~!
『柔道一直線』のあらすじ
昭和39年10月 東京オリンピックでオランダのアントン・ヘーシンクは、その巨大な体躯で他を寄せ付けずに無差別級の金メダルを勝ち取ります。
「柔よく剛を制す」を実践できなかった日本柔道界は、新たな達人の登場を待ち望んでいました。
一条直也は、東京オリンピックの柔道で敗れて命を落とした父の雪辱を果たすべく柔道の練習に励み、車周作の指導のもと「地獄車」「真空投げ」「海老車」などの必殺技で、日本のライバルや外国人柔道家たちの戦いを繰り広げていきます。
『柔道一直線』の概要
『柔道一直線』(Sign is V)は、昭和44年(1969年)6月22日から昭和46年(1971年)4月4日まで4シリーズに分け、毎週日曜日の午後7時から放送された熱血柔道ドラマです(全92話)
覚書
地獄車は自分も痛い
『相手を外側の玉とし、自分は内側の玉になり、相手の力を利用して車を作る。外側の相手は一回転ごとに脳天と尾てい骨を強く打つが、自分にはほとんどショックがない。まさに地獄行きの車だ』
という必殺技なんですが、これ、間違いなく自分も痛いし、急坂でないかぎり相手の協力がなければ・・回りません。
でもそれが梶原一騎なのです。必殺技は空気で投げようが重力に逆らおうが投げたボールが消えようが、物理の法則に反していようがそれでよいのです。
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