スパイアクションドラマから空想科学アクションドラマへ
『マイティジャック』『戦えマイティジャック』の概要
『マイティジャック』は、昭和43年（1968年）4月6日から6月29日まで、1時間番組で大人向けのドラマとして制作されました。（13回）
『戦えマイティジャック』は、昭和43年（1968年）7月6日から同年12月28日まで放送されました。30分番組で、特撮重視、怪獣やロボットを登場させ、子供向けのヒーロー番組として制作されています。（26回）
『マイティジャック』
マイティジャックは、「防衛」「建設」「救助」を目的として国際基金の出資で設立された組織。
マイティジャックの11人の隊員が、近代科学の粋を集めた飛行・潜水も可能な巨大戦艦MJ 号に乗り、悪の組織Qが人間社会を破壊するために操る様々な科学兵器や怪物と戦うスパイアクションドラマ。
『戦えマイティジャック』
国際機関「アップル」の下部組織マイティジャックが、地球征服を企む秘密組織Qが率いる怪獣帝国と戦う空想科学アクションドラマ。
覚書
当初は「マイティジャック」の題で、スパイアクション路線のドラマでしたが13回で打ち切り。14回目以降から空想科学アクション路線の「戦えマイティジャック」に変更され、カッコよさ、迫力、単純明快なストーリー、特撮メカニズムの面白さに重点を置いたものになっています。
マイティジャックの位置付けも、“国際基金による有志のプロフェッショナル集団”から公的な国際機関「アップル」の下部組織に変更し、レギュラー隊員を11人から5人に変更。後期には怪獣が出てくるなど、より子供向けの内容になってます。
当時は「マイティジャック」はあまり人気のないドラマでしたが、「戦えマイティジャック」よりもこちらのほうが根強いファンがついています。
戦えマイティジャック ディスコグラフィ
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