古今亭志ん朝に財津和夫、桂枝雀も?
『ロボタン』の概要
『ロボタン』は、昭和44年(1966年)10月4日から昭和46年(1968年)9月27日まで放送されました。(全208話)
また、昭和61年(1986年)1月6日から同年9月15日にリメイク版、昭和64年/平成元年(1989年)には映画が公開されています。
『ロボタン』1966版のあらすじ
世界珍品博覧会に、明治時代に製作されたロボット第一号というポンコツロボット『ロボタン』が展示されていたのを、青空家が気に入って買い求めます。
ロボタンはバナナが大好物。頭のプロペラで高度10m限定で空を飛び、おなかのスーパー磁力でなんでも吸い寄せてしまう能力を持っていました。
ロボタンは青空家のカン太少年の親友となり、隣の伊地野一家のどら息子 伊地野悪太(ボッチ)や九官鳥のキー子などとともにシッチャカメッチャカの毎日が始まります。
『ロボタン』1986リメイク版のあらすじ
ロボロボ星のロボット「ロボタン」は、電波に乗ってカンちゃんのパソコンから登場し、青空家の居候になります。
ロボタンの超能力は、一作目の飛行能力(ロボタンコプター)とスーパー磁力(ロボタンスナッチ)に加え、
望遠鏡機能(ロボタンスコープ)、マジックハンド機能(ロボタンハンド)、つむじ風発生機能(ロボタンくるくるマウス)、ローラースケート機能(ロボタンローラー)など多彩な能力が付け加えられています。
覚書
DVDやネット配信などもされておらず、ネットでもほとんど紹介されていないのが意外でした。
1974年の『がんばれロボコン』と混同されがちなことも影響しているのかもしれません。私も、ロボタンって実写ではなかったかと思っていたのですがこれもロボコンとの記憶違いでした。
主題歌を古今亭志ん朝が歌い、声優として三代目の林家染之助、吉本新喜劇で座長をつとめたルーキー新一や財津和夫、小米時代の桂枝雀など関西芸人勢ぞろいといった陣容だったのもおもしろい試みでした。
ロボタンの映像
ロボタン 1966 Clip
ロボタン 1966 ロボタンの歌(古今亭志ん朝)
ロボタン 1986 ロボタンの歌
ロボタン 1986 ヒンディ語版 第1話~7話 Full Videos
ロボタン ディスコグラフィ
ネット配信含め映像ソフトは全く見当たりません。仕方がないのでグッズを紹介しましたが、何という価格・・・。希少品なんでしょうね。
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