千年の時を超えて20世紀にタイムスリップした少年ジェッター
スーパージェッターは、昭和40年(1965年)から昭和41年(1966年)にかけてTBSが制作、放送を手がけたSFアニメです。全52話で、毎週木曜日の18時から18時30分に放送されました。
物語は、30世紀の未来から来た少年ジェッター(時間局所属 タイムパトロール723号)が、20世紀の地球で悪と戦うというストーリーです。
ある日、悪人ジャガーを追跡中にタイムマシン「流星号」とジャガーのタイムマシンが衝突し、ジェッターは20世紀にタイムスリップしてしまいます。
流星号の時間航行機能が故障し、30世紀に戻れなくなってしまったジェッターは、国際科学捜査局の西郷長官の要請を受けて20世紀で悪と戦う決意をします。
スーパージェッターの特徴
SF要素を取り入れたストーリー
SF要素を取り入れたストーリーは、当時のアニメでは珍しく、大きな話題となりました。
未来の技術を駆使したロボットやメカニック
スーパージェッターには、タイムマシン「流星号」や、ジェッターが操縦するロボット「ジェッターマシン」など、未来の技術を駆使したロボットやメカニックが登場します。これらのロボットやメカニックは、当時の子供たちの憧れの的となりました。
スーパージェッターが後のアニメ界に与えた影響
SFアニメの隆盛
スーパージェッターのヒットにより、SFアニメが日本アニメの定番ジャンルとなりました。その後、鉄人28号やマジンガーZなどのSFアニメが次々と制作され、日本のアニメ文化に大きな影響を与えました。
タイムトラベルアニメの確立
スーパージェッターは、タイムトラベルアニメの確立にも貢献しました。スーパージェッターのヒットにより、タイムトラベル要素を取り入れたアニメやドラマが数多く制作されるようになりました。
覚書
ジェッターも良いのですが、私が好きだったのは「流星号」。空を飛び、狭いところは形を変えて通り抜け。マッハ15という、当時はどんなスピードか想像もできなかったけれどとにかくすっごく早いんです!という速度。
せっかくなので調べてみると、マッハ1は1224Km/h、マッハ15となると18,360Km/hとなります。地球一周が約4万Kmなので、一時間で地球を半周するスピードということになります。やっぱりすっごく早いです。
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