銀河パトロール隊員のボッコ、プッコ、ノッコが地球を救う
W3は、1965年から1966年にかけてTBS系列で放送されたSFアニメです。全52話で、毎週木曜日の18時から18時30分に放送されました。
地球の調査を命じられた銀河パトロール隊員3名は、それぞれウサギ、カモ、ウマとなって地球に降り立ちます。星真一少年は負傷していたW3を自宅の納屋にかばい、彼らと行動を共にすることになります。一方、真一の兄、光一は世界平和を目指す秘密機関フェニックスの一員として工作活動に従事していました。
W3は地球人の暴力性に嫌悪感を抱きますが、真一少年の純朴な人柄に触れて考えを改めていきます。その後、プッコの不手際で地球を数秒で破壊してしまう反陽子爆弾が悪の組織に渡ってしまったことを知ったW3は、反陽子爆弾を取り戻そすため、真一とともに悪に立ち向かいます。
W3の特徴
3人の少年少女が活躍するSFアニメ
W3は、地球人の真一と3人の宇宙人少年少女が活躍するSFアニメです。特に3人の主人公たちが、それぞれ異なる動物に変身するという斬新な設定が、当時の子供たちに大きな人気を博しました。
魅力的なキャラクター
主人公の真一とW3の3人の魅力的なキャラクターは、多くの子供たちの心を掴みました。
W3の主人公である星光一は、正義感あふれる地球人の少年。曲がったことが大嫌いで喧嘩ばかりしているため、周囲からは不良扱いされていましたが、W3との交流を通じて成長していきます。
ヒロインのボッコはW3の隊長で階級は少佐。女性型の宇宙人で、地球に降り立った際にはウサギに変身しています。真一に恋心を抱く描写も絶妙でした。
プッコは、背が低い銀河パトロール隊員の宇宙人。W3の一人で階級は中尉。地球に降り立った際にはカモに変身しています。短気でおっちょこちょいな性格でボッコに密かに思いを寄せます。
ノッコは背の高い銀河パトロール隊員の宇宙人。W3の一人で階級は兵長。地球に降り立った際にはウマに変身している。大らかでのんびりした性格。機械に強く「ビッグ・ローリー」などのメカを作り出します。
W3(ワンダースリー)の影響
変身ヒーローアニメの隆盛
W3のヒットにより、変身ヒーローアニメが子供たちの間で人気を博し、その後の変身ヒーローアニメの制作に大きな影響を与えました。
SFアニメの普及
W3は、SF要素を取り入れた作品です。SFアニメの要素は、その後の多くのアニメ作品で取り入れられるようになりました。
キャラクターの魅力を活かした作品の制作
W3は、魅力的なキャラクターが魅力の作品です。特に複数のキャラクターの性格の違いや言動がそれぞれ際立っており、キャラクターの魅力を活かした作品が数多く制作されるようになりました。
コメント