赤き血のイレブン(1970)【動画】

赤き血のイレブン 1970年代のアニメ
赤き血のイレブン

本当のサッカーを教えてやる

『赤き血のイレブン』のあらすじ

東京の下町で育った玉井真吾は、埼玉県南部の新興住宅地に新たに設立された新生高校に進学します。

新生高校に元サッカー日本代表でメキシコ五輪銅メダリストの松木天平が赴任し、生徒たちにサッカー部への参加を呼びかけますが、玉井はボスを名乗る大平洋介との喧嘩に明け暮れます。

松木はサッカー部を設立し部員たちに指導を開始しますが、玉井と大平は反発して第2サッカー部を設立して、勝手なプレーをしています。

さらに、松木の許可を得ずに試合を挑み16-0と大勝し、松木に敗北を認めるように詰め寄りますが、松木は「本当のサッカーを教えてやる」と正式なルールの下で再戦することになります。

サッカー部がショートパスと玉井の徹底マークにより優勢に進め、苛立った玉井と大平が喧嘩で退場処分、結果、玉井たちは0-20のスコアで大敗します。

その後、松木の人柄に惹かれた玉井は、サッカー部に入部し「サブマリンシュート」や「ブーメランシュート」を編み出し、北埼農林や朝風など強豪のひしめく国体埼玉県予選に挑戦していきます。

『赤き血のイレブン』の概要

赤き血のイレブン』(Akakichi No Eleven / Red Blooded Eleven)は、昭和45年(1970年)4月13日から昭和46年(1971年)4月5日まで日本テレビ系で放送されたスポーツアニメです(全52話)。

覚書

『飛び出せ青春』『キャプテン翼』にも影響

1969年に埼玉の浦和南高等学校サッカー部が高校総体、国体、高校選手権の三冠を達成した実話をもとに作られました。『飛び出せ青春』(1972年)や『キャプテン翼』(1980年)などにも大きな影響を与えた作品です。

快速フォワード 永井良和

主人公 玉井真吾は、三冠時のエースストライカーで日本代表・古川電工の永井良和がモデルとなっています。永井は南高時代から快速フォワードと知られ、古川電工時代の1976年に日本年間最優秀選手賞を受賞しています。

引退後は、古巣の古河サッカー部コーチ、日本ユースコーチ兼監督、Jリーグ発足に伴い最初のジェフ市原の監督に就任。その後、福島FC、アルビレックス新潟、横浜FC、浦和レッズレディースなどの監督を歴任し、2012年に日本サッカー殿堂入りとなっています。

名将鬼松 松本暁司

監督の松木天平は同校監督で「名将 鬼松」と言われた松本暁司。埼玉県の教育委員会時代に日本代表として出場。1963年に浦和市立南高等学校創立と同時に監督に就任し、6年後の1969年に高校サッカー史上初の三冠を成し遂げます。その後、埼玉県サッカー協会会長、埼玉県フットサル連盟会長を歴任しています。

川崎フロンターレの強化本部長 福家三男

GKの大平洋介も、三冠時のキャプテンでGKだった福家三男がモデルで、富士通サッカー部で35歳まで現役として活躍。引退後、川崎フロンターレの強化本部長となり、J2からJ1への復帰(2005)、J1リーグ準優勝3回(2006・2008・2009)、ナビスコカップ準優勝2回(2007・2009)に貢献しています。

赤き血のイレブン ディスコグラフィ

赤き血のイレブンの映像

赤き血のイレブン 1970 第1話 Full Movie

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