ショーケンといしだあゆみのラブロマンス
『祭ばやしが聞こえる』のあらすじ
「まくりの直次郎」と呼ばれ、将来を嘱望される28歳の競輪選手、沖直次郎(萩原健一)はある日のレースで落車して重傷を負います。
直次郎は、先輩のマーク屋 高橋(山崎努)の実家の民宿に逗留してリハビリ生活を始め、高橋の妹で女一人で民宿を切り盛りする同い年のキク(いしだあゆみ)と出会い、惹かれあっていきます。
『祭ばやしが聞こえる』の概要
『祭ばやしが聞こえる』(Maturi-bayashi ga Kikoeru)は、昭和52年(1977年)10月7日から1978年(昭和53年)3月31日まで放送されたテレビドラマ(全26話)。
覚書
柳ジョージの衝撃
『祭りばやしが聞こえる』の主題歌もよかったですが、同年に同じく萩原健一主演で『乗っていたのは二十七人(死人狩り)』というドラマがあり、主題歌に使われた「雨に泣いている(WEEPING IN THE RAIN)」が大ヒットしました。
この78年という年は、世良公則&ツイストの銃爪・宿無しなどが大ヒットしてバンドブームが起きていました。キャンディーズは解散宣言して「微笑がえし」を歌い、山口百恵は「プレイバックPart2」、沢田研二は「ダーリング」「LOVE (抱きしめたい)」、アリスの「ジョニーの子守唄」、ピンク・レディーの「サウスポー」、郷ひろみ・樹木希林の「林檎殺人事件」、矢沢永吉「時間よとまれ」が上位を占めていました。なつかしいですね。
歌番組も数多くあったように思いますが、久米宏と黒柳徹子が司会をしていた『ザ・ベストテン』はライブを観るような生放送番組で、柳ジョージがテレビで生演奏を披露したのはこの番組が最初だったと思います。
その中で登場した柳ジョージ&レイニーウッドは衝撃的でした。古びたグヤトーン(グレコ?)のストラトキャスターモデルは身を貫くほどいい音を出していましたし、渋い歌声はレコードよりも数段渋くて全身鳥肌が立ったことを覚えています。
改めて聴いてみても、かっこいいですね。当時も異色でしたが、これだけのR&Bは現在の日本で聞くことはできないように思います。
そういえば、昔、京都のライブハウス拾得にブレイクダウンというブルースバンドを聴きに行ったことがあり、このバンドも凄かったのを思い出しました。
祭ばやしが聞こえる ディスコグラフィ
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