夢は大きな少年剣士
『赤胴鈴之助』の概要
『赤胴鈴之助』は、昭和32年(1957年)のラジオドラマと平行して実写のテレビドラマとして放送が始まり、同年から翌年にかけて9作の映画が製作・公開されています。
アニメ版は昭和47年(1972年)4月5日から昭和48年(1973年)3月28日までフジテレビ系列で放送されました。(全52話)
また、2022年1月9日から3月27日までドラマ『まったり!赤胴鈴之助』が、BSテレ東・テレビ大阪で深夜0時~0時半で放送されました。
こちらは、鈴之助(尾上松也)と兄弟子の竜巻雷之進が令和の日本にタイムスリップします。鈴之助はこの時代にも「鬼面党」が暗躍していることを知り、彼らと闘うべく立ち上がりますが、美味しい食事やお酒に目移りして「まったり」とした日々を過ごしていきます。
『赤胴鈴之助』のあらすじ
江戸の剣術の名門 北信一刀流 千葉周作千葉道場に入門した金野鉄之助は、鈴の絵をあしらった胴をつけていることから赤胴鈴之助と呼ばれています。
鈴之助の父、金野鉄之助は怪人 銀髪鬼に命を奪われました。鈴之助は、鉄之助が研究していた必殺技『真空斬り』の完成と銀髪鬼の仇討ちを悲願として、剣の修業に励みながら、謎の陰謀団 首領は銀髪鬼率いる鬼面党の暗躍を追います。
覚書
「真空切り」も真似をしましたが、実効がないので流行はすぐに廃れたように記憶します。
“まったり”のほうは見ていないですが、おもしろそうですね。尾上松也が鈴之助というのも興味深いところで、父親の尾上緑也(六代目 尾上松助)がテレビドラマ版の鈴之助を演じていて二代にわたって音羽屋が引き継いだことになります。
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