ムー大陸の生き残り。超能力者オスパーはドロメを追って地上へ。
すぐれた文明を築きながら突然水没したムー大陸の住人の生き残りたちが、海底に築いたドーム内で暮らし、長い年月を経て超能力者となります。
現代。正義感の強いオスパーと乱暴者のドロメが年に1度の最高の超能力者を決めるイベントで闘い、オスパーが勝利を収めます。
負けたドロメは憤慨してドームを破壊して海上へ脱出。オスパーもドロメの後を追い、地上世界へと出ます。地上でオスパーは国際十字警察・海津長官の娘ユミと出会い、彼女の勧めによって国際十字警察のメンバーとして働くことになります。
ドロメは地上でさまざまな凶悪事件を起こし、オスパーは事件解決を行いながらドロメを追い続けます。
やがて追い詰められたドロメは、地球を破壊する最終兵器を発動させてオスパーと対峙し、オスパーが自分に勝てば最終兵器のある場所を教えると言います。
戦いを制したオスパーに、ドロメは負けを認めて改心し、最終兵器の場所を教えます。最終兵器の作動を停止させたオスパーはドロメと共に海底のムーへ帰っていきます。
覚書
この作品は、日本テレビが1965年12月14日から1967年10月31日までシリーズ放送をした初の国産テレビアニメですが、再放送もなくビデオソフト化もなし。制作した日本放送映画(後の日本テレビ動画)も解散しており映像の所在も不明となっていました。
2019年に日本放送映画の親会社 国映株式会社で第41話らしきフィルムが発見され、2022年よりクラウドファンディングによって資金を集めて修復が進められています。
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