追い詰められる超能力者たち
『七瀬ふたたび』のあらすじ
読心(テレパス)の超能力持つ火田七瀬(多岐川裕美)は、同じ能力を持つ少年ノリオ、予知能力を持つ青年 恒夫、七瀬がアルバイトを始めたクラブで、念動力を持つ黒人青年 ヘンリー、時間移動ができる藤子に出会います。
生活費を稼ぐためにカジノで超能力を使ったことから、超能力者抹殺集団にその存在を知られ、七瀬たちは暗殺者たちとの闘いに追われながら北海道に渡り、自分たちのルーツを知ることになります。
『七瀬ふたたび』の概要
『七瀬ふたたび』(Nanase Futatabi)は、昭和54年(1979年)8月6日から18日まで放送されたSFドラマ(全13話)
『七瀬ふたたび 超能力者・完全抹殺』1998年4月6日-7月6日
『七瀬ふたたび』NHK 2008年10月9日~
『七瀬ふたたび』テレビ東京 2010年
劇場版『七瀬ふたたび』2011年
覚書
七瀬三部作
筒井康隆の小説『家族八景』(1972)『七瀬ふたたび』(1975)『エディプスの恋人』(1977)と、七瀬が主人公になった作品は三編あり、家族八景と七瀬はそれぞれテレビドラマ化され、主役の七瀬を多岐川裕美が演じました。
『家族八景』はスケベ親父が多数出てきて七瀬が読心でギャフンと言わせるような展開が多かったように思いますが、『七瀬ふたたび』は超能力者同士の戦いという図式になり、老若男女に受け入れられやすいものになりました。
一方『エディプスの恋人』は、亡くなって全能の神のようになった母 玉子が息子 智広を守り七瀬が引き寄せられていくという展開で、前二作に比べると七瀬よりも、行き過ぎ過保護な玉子が前に出て、七瀬が霞んでしまうような展開でした。
「やっぱり『家族八景』が一番おもしろかったかなぁ」と思います。
七瀬ふたたび ディスコグラフィ
七瀬ふたたびの映像
七瀬ふたたび 1979 第1話~最終13話 Full Movie
七瀬ふたたび 2008 蓮佛美沙子 第1話~最終6話 Full Movie
映画 七瀬ふたたび 2011 予告編
芦名星・佐藤江梨子
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