あたま~のてっぺんに、毛が三本、毛が三本!
オバケのQ太郎は、フジテレビ系列で放送されたコメディアニメです。1965年から毎週水曜日の19時30分~20時放送された第一作に始まり、1985年開始の第三作まで全263話ありました。
第1作「オバケのQ太郎」(1965年から1967年まで放送)
第2作「新オバケのQ太郎」(1971年から1972年まで放送)
第3作「オバケのQ太郎」(1985年から1987年まで放送)
物語は、東京の下町に住む少年・正太(しょうちゃん)の前に突然現れたオバケのQ太郎が、正ちゃんの家族や友達と繰り広げるドタバタコメディです。Q太郎は、空を飛ぶこともできますが大の犬ぎらい、大きな目が特徴のいたずら好きです。
オバケのQ太郎の周りにはたくさんの仲間や人が出てきます。
おばけのQ太郎の親族
祖父のQ助、叔父のY助、父親のX蔵、母親のおZ、妹のP子、弟のO次郎
特にO次郎は、赤ん坊のオバケという設定なので会話はほぼ「バケラッタ」しか言わないものの、怒った時の「バケラッタ」笑った時の「バケラッタ」、しょんぼりした「バケラッタ」など感情表現は大変豊かで、「ナニラッタ?」「バカラッタ!」「ダメラッタ」など多少バリエーションを広げることもありました。
おばけのQちゃんの友人
アメリカテキサスから来たQちゃんのライバル ドロンパ
少々がさつで乱暴なU子は、Qちゃんが思いを寄せていましたが、U子まったくその気なし。
正太の家族と友人たち
父 正助、母 セツコ、兄の伸一、伸一が思いを寄せるユカリ。
正太が思いを寄せる同級生のよしこ。
ガキ大将のツヨシ(ゴジラ)とキザオ。
いつも怒っている神成さん。
ラーメン大好き小池さん
かわいい同級生の女の子にガキ大将、キザで腰巾着なキザオという藤子不二雄作品らしい友人の構成、そして同じく藤子不二雄作品に欠かせない脇役として『パーマン』や『ドラえもん』などでもお馴染みの”ラーメン大好き小池さん”もこのおばけのQ太郎で生み出されています。
オバケのQ太郎の特徴
ギャグアニメの要素を取り入れたストーリー
オバケのQ太郎は、コメディアニメの要素を取り入れたストーリーです。Q太郎のいたずらや、正太とQ太郎のやり取りなど、笑えるシーンが満載です。
それぞれのキャラクターにファンがつくほど魅力的なキャラクター
オバケのQ太郎の主人公であるQ太郎は、いたずら好きで、ちょっと抜けているオバケです。また、正太は、Q太郎の親友で、優しくて正義感の強い少年です。2人の魅力的なキャラクターや家族、友人のキャラもそれぞれが立っており、O次郎が好き、ドロンパが好き、などそれぞれのキャラクターにファンがつくほど多くの子供たちの心を掴みました。
オバケのQ太郎が後のアニメに与えた影響
ギャグアニメの普及
オバケのQ太郎のヒットにより、コメディアニメやギャグアニメが子供たちの間で人気を博し、その後のコメディアニメ・ギャグアニメの制作に大きな影響を与えました。
キャラクターの魅力を活かした作品の制作
Q太郎や正太などの魅力的なキャラクターは、多くの子供たちの心を掴みました。この成功により、主役だけでなく脇役も魅力あるキャラクターを立てた作品が数多く制作されるようになりました。
オバケのQ太郎の映像
オバケのQ太郎(1965年) 第1話
オバケのQ太郎(1971年) Qちゃん誕生他
オバケのQ太郎 ディスコグラフィ
おばけのQ太郎はDVD化がされていません。
書籍(漫画)はコロコロコミック、てんとう虫コミック、藤子不二雄大全集、の三通りで発売されています。
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