ウルトラQ(1966年)【動画】

1960年代のドラマ

ドナドナドナドナ ドナ~ ドナッ!

『ウルトラQ』の概要

『ウルトラQ』 は、昭和41年(1966年)1月2日から7月3日まで、TBS系列で毎週日曜19:00から19:30で放送されました。(全27話)。円谷特技プロダクションとTBS制作の特撮テレビドラマで、ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)の第1作目です。

『ウルトラQ』が終了した昭和41年(1966年)の7月3日から約2週刊後の17日に『ウルトラマン』の放送が開始され、『ウルトラマンメビウス』(2006年)まで以後40年以上ウルトラシリーズが続いていきます。

物語は、星川航空のパイロット 万城目淳、助手の戸川一平、カメラマンの江戸川由利子の3人が、ミステリアスな事件に遭遇するの描くドラマで、当初は、怪奇現象を解決するストーリーでしたが、途中から怪獣を中心としたものに変更されています。

覚書

オープニングタイトルの、ウルトラQの文字が回りながら歪んで消える様子や不気味なバックミュージックが妙に恐ろしく、怪獣モノになる前のものは内容的にも不気味で怖い話が多かったように記憶します。

この記事トップの画像は第22話「変身」のもので、”蓼科で蝶を追っていた浩二が、湿地帯で巨大な無数の蝶を見ます。後日、雪男の噂を聞いた恋人のあや子は、浩二が変身したのではと思い、由利子、淳、一平の三人とともに湿地帯に向います。原始人のような巨人 浩二と出会います。浩二は怒り、岩石をなげ、大木をふりまわす。”といったストーリーの1シーンです。わけがわからないから余計に怖い感じがするのは私だけではないはず。

ひとつ思い出しました。あのオープニング曲は「ドナドナドナドナ」と私たちは歌ってました。「ドナドナ」は、あの、荷馬車が子牛を乗せて去っていく昼下がりの歌と頭の中でかかぶって、不気味さや物悲しさが混じったものになっていました。

さらに言えば、夜、電気を消した寝床の中で懐中電灯を天井に向けて「ドナドナドナドナ」と歌いながら手をワキワキと動かして徐々に懐中電灯にかぶせていき、「ドナー ドナッ!」の瞬間に懐中電灯を手のひらで覆って真っ暗にするという遊びを、姉とよくやっていました。

大きな手が天井に映って蠢きながら部屋全体を覆ってしまう様子は妙に怖かったなぁ。

『ウルトラQ』の映像

ウルトラQ 超ダイジェスト集

ウルトラQ 怪獣大百科 2011年デジタルリマスター版

ウルトラQ ディスコグラフィ

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