青春ラブコメディの原点
『おくさまは18歳』のあらすじ
高校三年の飛鳥は、病床の祖母に花嫁姿を見せるため、父親同士が決めた婚約者 高木哲也と結婚し、哲也が教師として勤める北辰学園に転校します。
学園長は二人の事情を認めつつも、教育上問題があるとして二人の関係は秘密にし、発覚したら哲也は解雇、飛鳥も退学だと約束させられます。
哲也は司書の小山先生や渋沢先生、女生徒たちからもアタックされ、飛鳥も男子生徒や男性教諭からも言い寄られるなど、お互いに気の休まるひまがなく、学校でもプライベートでも常に波乱に巻き込まれていきます。
『おくさまは18歳』の概要
『おくさまは18歳』(Okusama is Eighteen)は、昭和45年(1970年)9月29日から昭和46年(1971年)9月28日まで午後7時から30分枠で放送された青春ラブコメディドラマです(全53回)。
『おくさまは18歳 2011』2011年3月27日から西川貴教と夏菜によるリメイク版が制作・放送されています(90分×4話)。
覚書
悔しいわ 悔しいわ なんだかとっても悔しいわ
主演の岡崎友紀(当時のブロマイド売上一位)はもちろん、石立鉄男は次作「気になる嫁さん」「パパと呼ばないで」「雑居時代」など同路線のラブコメディドラマで大ブレイクして俳優としての位置を確立しました。無名だった松坂慶子もこの作品をきっかけに後の「なんたって18歳」にもレギュラー出演して大ブレイクしていきます。
しかし、この作品ではなんと言っても脇役の渋沢民子を演じる冨士眞奈美、花咲ユメ子のうつみ宮土理が超強烈なキャラでした。「悔しいわ 悔しいわ なんだかとっても悔しいわ」というユメ子のセリフは、「うれしいわ うれしいわ・・」などのバリエーションとともに流行語になりました。
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