うちはダーリンの妻だっちゃ!!
『うる星やつら』のあらすじ
地球侵略に来た鬼族の娘・ラムと、地球代表の役目に選ばれた高校生・諸星あたるは、鬼族と地球の代表として「鬼ごっこ」での一騎打ちを繰り広げます。
あたるがラムを追いかけている時に、恋人で幼なじみのしのぶを思って発した「勝って結婚じゃぁ〜」の言葉を自分のことだと勘違いしたラムは、それを受け入れ「鬼ごっこ」はあたるの勝ちになり、地球は救われます。
ラムは地球に留まり、地球での生活に馴染もうと努力しますが、その言動や行動は常識を逸脱したものばかり。あたるはそんなラムに翻弄されながらも、次第に惹かれていきます。
『うる星やつら』の概要
『うる星やつら』(Urusei Yatsura)は、昭和56年(1981年)から 昭和61年(1986年)に放送されたアニメ。
『うる星やつら』2022 S1 2022年10月~2023年3月
『うる星やつら』2024 S2
覚書
世界レベルの「だっちゃ」はどこの方言?
世界的に有名なキャラとなったラムちゃん。自分のことを「うち」と言い、語尾に「だっちゃ」をつける愛らしさは世界の人々にも人気となり、コスプレの定番ともなりました。
高橋留美子曰く「仙台弁がもとになっているんです。」「デビュー前に読んでいて好きな作品の一つ、井上ひさしさんの小説「青葉繁れる」から着想を得て、小説の中に出てくる『だっちゃ』っていう言葉がすごくかわいいと思って。」
「デビュー作『勝手なやつら』の半魚人みたいなキャラが『だっぴゃ』っていう言葉遣いだったので、その変化系です。語尾につけてよかったです。かわいいし、覚えてもらえました。」
語尾に「ちゃ」をつける地方は、仙台、佐渡、富山、山口、宮崎と北から南まであるようで、自分のことを「うち」というのは関西地方では一般的で『じゃりン子チエ』のチェちゃんもそうですね。仙台弁でも「うち」は使いますが「おら」のほうが一般的とのことです。
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